
育毛成分であるミノキシジルが、M字ハゲや生え際にどの程度効果があるのかをチェックしていきましょう。
ミノキシジルは有効な育毛成分ですが、使い方を間違えるとお金と時間だけ使ってまったく効果がなかったという失敗に陥りやすいのです。
5つのポイントをしっかりチェックしておきたいところです。
1,M字ハゲ、生え際の進行段階によってミノキシジルの使い方が違うことを知る
M字タイプのハゲにかかわらずですが、薄毛の進行度によって育毛剤の効果が変わっていきます。
基本的に、M字の進行度合いによってまず、下記画像のような初期段階のM字ハゲはに効果のある育毛剤は下記の3つです。
初期段階![]() | 中期~末期![]() | |
---|---|---|
(1)AGA対応育毛剤(チャップアップなど) | ||
(2)塗りミノキシジル(リアップなど)+プロペシア | ||
(3)ミノキシジルタブレット+プロペシア |
(1)から(3)にいけばいくほど、比較的効果が強くなりますが、同時に副作用も強くなります。
ここで一番注意してほしいのは、(2)と(3)のミノキシジルを使う場合、同時にプロペシアも一緒に飲まなくては、ミノキシジルの効果はほぼないと同じということです。
ミノキシジルは発毛作用はありますが、今ある髪を抜けないようにする抜け毛を抑制する効果(AGAを抑える効果)はありませんので、プロペシアと同時に利用しておきましょう。
2,M字ハゲ進行度によっては、ミノキシジルタブレットかAGAクリニックがじゃないと難しい

上記画像程度のM字ハゲの進行段階、もしくはそれ以上の場合は、下記選択肢があります。
- 塗りミノキシジル+プロペシア
- ミノキシジルタブレット+プロペシア
進行度が下記のようにだいぶ進行している場合は、塗りミノキシジル+プロペシア、もしくはミノキシジルタブレット+プロペシアだけでは満足のいく回復は難しくなります。

そのため、最初から、AGAクリニックで専門的な治療をうけるのがオススメです。
3,ミノキシジルは副作用があるので、初期段階なら副作用のないAGA対応育毛剤から始めるのがオススメ
ミノキシジルは、副作用がいくつかあります。代表的なのが。
- 心臓の動悸、不整脈
- 顔などのむくみ
- 血圧の低下
気になる人は、下記ページでミノキシジルの副作用について詳しくチェックしてみましょう。

最初に説明したとおり、育毛剤の効果はM字ハゲの進行度によって効果が違ってきます。
初期段階のような場合は、副作用の大きい「ミノキシジルタブレット+プロペシア」という選択肢ははずすのが一般的です。
「塗りミノキシジル+プロペシア」でもいいですが、今は副作用がなく、なおかつミノキシジルと同じ育毛効果のあるAGA対応育毛剤がありますので、なにかよほどのこだわりが無い限りはAGA対応育毛剤からはじめてみるのがリスクなくM字ハゲを改善できる方法です。
>>ミノキシジルと同じ育毛効果のあるAGA対応育毛剤の効果と選び方
4,20歳未満はそもそもミノキシジル使ってはいけない、購入できない

ミノキシジルは、塗るタイプのミノキシジル(外用薬)も飲むミノキシジル(ミノキシジルタブレット)も未成年への販売、使用が禁止されています。
ミノキシジルという成分は、もともと育毛剤としての薬ではなく、血圧の高い人の血圧を下げる目的で開発された薬なので、まだ成長段階の未成年にはリスクがたかく使用が禁止されています。
近くのドラッグストアで、リアップなどのミノキシジル入りの育毛剤を買おうとしても、ドラッグストアにいる薬剤師に症状や年齢の確認がされるので、未成年の購入は無理です。
ですが、チャップアップのようなAGA対応育毛剤であれば、未成年でも使用可能なので、未成年の場合はAGA対応育毛剤からはじめてみるのがオススメです。

5,生え際のM字ハゲは頭頂部のつむじハゲより早く育毛剤が効かなくなる

生え際のM字ハゲは、頭頂部のつむじハゲよりも、早く育毛剤が効かなくなる傾向があります。
理由はなぜだか、まだよくわかっていませんが、髪を生やす毛母細胞がM字ハゲの進行により早く死滅してしまいます。
M字ハゲの進行がはじまってから毛母細胞が死滅するまでの期間は、個人差があるので一概には言えませんが、だいたい進行がはじまってから2,3年はまだ毛母細胞が生きている可能性が高いです。
また、進行がはじまってから5年以上たつとほぼ毛母細胞は死滅しています。その場合は、どんな育毛剤を使おうと、AGAクリニックにいこうと進行したM字ハゲ、生え際の後退はもとに戻りません。
なので、M字ハゲの進行に気づいたら、できるだけ早く育毛剤を使いはじめるのがよいでしょう。

