【警告】ミノキシジルの血圧関係の副作用3選【頭痛、動悸】

血圧

ミノキシジルはもともと高血圧の人の血圧を下げる降圧剤として使用されていた薬なので、正常な人がミノキシジルタブレットを使用すると正常な数値より低い血圧(低血圧)になる可能性があります。

ちなみに、降圧剤として使用されていたミノキシジルタブレットの容量は10mg~40mgなので、5mgや2.5mgでは血圧関係の副作用がでにくいと言われていますが、絶対でないわけではありません。

また、ミノキシジルタブレットでは日本での使用は認可されていない薬ですので、育毛の効果はありますが、副作用は自己責任です。

そして、日本で使用が認可されている薬の副作用がでた場合、医薬品副作用制度という救済制度が日本にはありますが、ミノキシジルタブレットはもともと認可されていない対象外の薬ですので、この救済措置もないというリスクがあります。

参考:https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/general04.html

詳しく副作用をみていきましょう。

1,低血圧と関連した倦怠感、めまい、吐き気

ミノキシジルは血圧を下げる薬なので、もちろん人によっては血圧が下がります。

血圧の正常値は、最高欠合うが135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満なので、健康診断の結果と見比べてみましょう。


また、血圧がさがることで、めまい、吐き気、倦怠感などが一緒にくっついてきます。

よく低血圧だから、朝が弱いとかだるいとか言う人がいますが、そういう人と同じような状態になります。

そのため、学業や仕事が集中できないなどの生活の支障がでてくる場合もあります。

2,動悸、不整脈

血圧の低下は、体の中の動脈が拡張するというミノキシジルの効果によるものです。

動脈が拡張することで、体の血液の循環が早くなるのですが、そのため心臓が通常より早い鼓動でドキドキする動悸がおこります。

これは、特にベッドに横になっている時など、比較的リラックスしている時に感じやすい症状です。動悸になると、異常に心臓がドキドキしてこのままでは心臓が爆発して死んでしまうのでは、ぐらいな不安が襲ってきます。

また、鼓動が早くなるということは脈も速くなるということです。

人間の体は、生まれてから死ぬまでに動く脈っていうのは、だいたい決まっており、脈が早くなるということは、その分寿命が縮むことを意味しています。

たとえ髪のためとはいえ、寿命を縮めてまでやることなのかは、その人次第でしょう。

3,頭痛や胸の痛み

頭痛

ミノキシジルを飲むと血管が拡張して、その拡張した血管が神経にあたり、頭痛や胸の痛みに襲われる場合もあります。

胸の痛みがひどくなると、狭心症という心臓から血液が送り出せない病気になる可能性がでてきます。

ただ、頭痛や胸の痛みは、動悸に比べると起こりにくい症状ですので、動悸がきていない人は、あまり心配しなくても大丈夫な可能性が高いです。

副作用を抑える方法、ミノキシジルの代替えについて

ピルカッター

副作用を抑えるには、ミノキシジルの使用をそもそも辞めるか、容量を減らずことがまずあげられます。

容量を5mg使用していた人は、ピルカッターなどで半分にして2.5mgにしたり、10mg使用していた人は5mgに切り替えるなどしましょう。

なお、冒頭にもいいましたが、10mg以上のミノキシジルタブレットは育毛のためというより、積極的に血圧をさげる方向に薬が効果を発揮しますので、オススメはしません。



また、今ではミノキシジルと同じ育毛効果のある副作用のないAGA対応の育毛剤が発売されていますので、薄毛の症状があまり進行してない人は、ミノキシジルの代わりに使用するというのも全然ありですね。

>>ミノキシジルと同じ育毛効果のある育毛剤の効果と選び方について